大阪万博で幕を開けた1970年代。この年代の半ばに起こるオイルショックを考えると、高度成長期の終わりの頃ということになります(まさに時代ですね)。今となってはすごいことかもしれませんが、この頃放送されていたアニメはいまだにリメイクされることも多いです。それだけテレビにかじりついて毎週見ていた子供たちが多かったことの裏返しでしょう。そんな1970年代のアニソンをご紹介します。男子はヒーロー、女子はヒロイン、勧善懲悪のパターンなど、おなじみの光景は主題歌にもしっかりと刻まれています。
追記:このページに項目を追加していくごとに、当時のアニソンの偉大さを痛感してしまいます(by副会長)
水木一郎 マジンガーZ |
|||
|
もはやアニソンの定番中の定番ですね。この歌自体も、歌手・水木一郎の存在も知らぬ方はいないと思います。しかし、「マジンガーZ」の本編(1972年~)を観たことがあるという方(特に20代以下)はどれくらいいらっしゃるんでしょうか?Dr.ヘルやあしゅら男爵といった登場人物を知らないとおっしゃるなら、こちらで知識をためこんでください。単体で92話まで放送されていたとは、すごいの一言に尽きます。さらに言えば、続編である「グレートマジンガー」などをご存じの方は今ではマニア扱いなってしまうかもしれません(笑)「ロボットに乗り込んで戦う主人公」を定着させた、ロボットアニメの代表格のひとつです。このアニメの作風と非常にマッチした曲です。ちなみにこのシリーズの原作者はあの永井豪。「キューティーハニー」など(マジンガーのイメージとは異なるので、これ以上の作品名は例に挙げなくてもいいですかね)、ちょっと色気のあるアニメも多く手掛けています。マジンガーをリアルタイムで観ていたなんて、当時の子供たちがうらやましく思えてきます。 |
ささきいさお 宇宙戦艦ヤマト |
|||
|
原作は西崎義展、監督は松本零士(※当サイトではWikipediaを参考にこのように記述いたします)の、誰もが知っているSFアニメの金字塔である「宇宙戦艦ヤマト」(1974年~)のOPです。特徴あるイントロや荘厳なメロディーはもはや説明不要。曲を聴くならば、本編(特に初代TVアニメ版)も一緒に観てほしい! |
ゴダイゴ 銀河鉄道999 |
|||
|
松本零士による「銀河鉄道999」。その映画第1作目(1979年)の主題歌です。テレビアニメ版のOPであるささきいさおの同名の歌(こちらも名曲です。もちろん別の歌ですよ!)とどちらを取るか非常に迷いました。当時ゴダイゴは非常に人気が高く、この曲もオリコンチャート2位、ザ・ベストテン(今となっては伝説の音楽番組)では1位を獲得したほどでした。数年前にはEXILEがカバーしましたね。でもやはりオリジナルが一番!ちなみに通常はサビのみが英語ですが、そうれとは別の英語バージョンも存在。彼らのほかの楽曲でもそうですが、タケカワユキヒデが英語詞を歌うときの発音には要注目! |
池田鴻 翔べ! ガンダム |
|||
|
「機動戦士ガンダム」(1979年~)のOPです。悩める主人公であるアムロ・レイや、一概に悪役と言えないシャアなど、個性豊かなキャラクターはもちろんのこと、様々な種類のモビルスーツは、くすぐられるものがあったことでしょう。同時にこの曲が現在まで数多く作られているガンダムシリーズ最初の作品の主題歌であったことで、今でも伝説のアニソンになっているわけです。 |
大杉久美子 ドラえもんのうた |
|||
|
「ドラえもん」(1979年~)のOPとして、幅広い世代に圧倒的知名度を誇っています。ちなみにこの歌だけでも数回にわたってリニューアルされています(一方でもう一つの定番曲である『ぼくドラえもん』はほぼ変わらず)。とは言っても、今ではこの曲が主題歌として使われることはあまりなくなってしまったため、一定以上の世代に限られた話なのかもしれませんが。 |