時代を創る!フュージョンジャズランキング

フュージョン(Fusion)とはその名の通り、ジャズのいちジャンルでありながら、多種多様な音楽のスタイルを取り入れたジャンルを指します。本来の名称は「フュージョン」だけで良いのですが、当サイトでは「素人の方でもわかりやすく」というコンセプトがあるため、便宜上この名称を使っています。

またマニアックなものを・・・とお思いの方もそうでない方もいるかと思いますが、このジャンルは一時期世間でかなり流行っていました。日本でも大物アーティストは多数います。今ではすっかりコアなファンだけのものに。とまで言ってしまうとアーティストの方々に大変失礼です。一度下のランキングに目を通して、できればリンク先からアルバムを視聴してみてください。何か新たな感性が身に付くかも?

第1位

ISSEI NORO INSPIRITS

MOMENTS

MOMENTS

 80~90年代に一世を風靡したバンド・CASIOPEAのメンバーである野呂一生神保彰(彼らの名前だけでひれ伏してしまう人も多いんです笑)が中心となって結成された新しいバンドです。その2枚目のアルバムがこちら。当団体からのおすすめは2曲目で明るい曲調の「SUNNY CRUISE」と、10曲目でバラード調の「LOOK AT THE RAINBOW」です。「SUNNY CRUISE」に関しては、マクドナ○ドで店内用BGMとして流されているのを聴いたことがあるくらいなので、どこかで耳にした人も多いかもしれません。CDジャケットの写真のように、ドライブ中の音楽としても最適です。しかしこんなにかっこいい曲ばかりなのに、ドヤ顔しても女子は一向にわかってくれないこの哀しさ(某掲示板のコメント)・・・ちなみに現在は4枚目の「BEAUTY」まで発売されています。

野呂一生さんは、東日本大震災復興のための楽曲を発表されています。

第2位

CASIOPEA

SIGNAL

SIGNAL

CASIOPEA自体は現在3rdとして、ISSEI NORO INSPIRITSに参加した野呂、神保2人のオリジナルメンバーと、新たに加入したメンバーで活躍中ですが、これはいわば「2nd」時代の最後である2005年に発表されたアルバムです。名義としては「CASIOPEA with Synchronized DNA」となっていますが、この「Synchronized DNA」とは、この当時に神保彰とT-SQUARE(後述)の則竹裕之が組んでいたドラムによるユニットです。つまりドラムが2人いてそれぞれが演奏しているのですが、これが非常に聴きごたえのあること!わざとドラマーが1人だけかのように聴こえる工夫もしています。

おすすめは「MIST」というゆったりしたきれいな楽曲です。これを作曲したのは当時のメンバー(オリジナルメンバー)だった向谷実なのですが、彼が鉄道好きだというのは意外と知られていません。京成電鉄の新型スカイライナーの「音響」全てを彼が作ったことはそれ以上に知られていません。こんな大物たちの集まりなのに、なぜ・・・

第3位

T-SQUARE

宝曲~T-SQUARE plays THE SQUARE~

宝曲~T-SQUARE plays THE SQUARE~

 お次はT-SQUAREの登場です。ランキングはCASIOPEAよりも下になっていますが、決して劣っているということではありません!むしろあるジャンルの知名度では彼らの方が勝っています。それはF-1グランプリのテレビ中継で彼らの楽曲が使われたからです。代表曲の「TRUTH」は誰もが聴いた経験あること間違いなしです。さてこのアルバムは、最近になって過去の名曲を再録音した豪華なものに仕上がっています。もちろん「TRUTH」も入ってます。しかしみんなが大好きな曲より別の曲を好むひねくれ副会長としては、「宝島」がおすすめです。ほかにも、2008年頃(だったかな・・・)にマク○ナルドのCMにも使われ、かつてのT-SQUAREメンバーとともにT-SQUARE SUPER BANDの名義で出された「Wonderful Days」というアルバムもおすすめです。

第4位

Return to Forever

Light as a Feather

ライト・アズ・ア・フェザー

 チック・コリア(Chick Corea)。彼の名前とその音楽が持つ独創性は世界的に有名です。このアルバムはReturn to Forever名義のアルバムとして発売されましたが、何よりもこのアルバムに収録されている「Spain」が、彼の人気を不動のものとしました。ラテンのリズムをジャズに取り入れ、しかも、前奏の一部分はロドリーゴの「アランフェス協奏曲」の旋律をそのままぶち込むという斬新さ。だから曲名が「スペイン」なんです。